東京・銀座8丁目にある資生堂ギャラリーにて、「第八次椿会 ツバキカイ8 このあたらしい世界 ”ただ、いま、ここ”」が開催されている。
「椿会」とは、資生堂ギャラリーを代表する展覧会の1つで、その時代の第一線で活躍するアーティストを選出し、その同じメンバーで年1回の展覧会を複数年開催するもの。これまで70年以上にわたり開催され、計86名の作家が参加している。資生堂では展示ごとに新作の制作を依頼しているため、アーティストが新たな試みにチャレンジできる場となっているのが特徴の1つ。出展作品の一部は資生堂の美術コレクションとして購入され、オフィスでの展示や収蔵品による展覧会などに活用されるほか、資生堂社員の美意識の醸成にも役立てられる。
「第八次椿会 ツバキカイ8」の出展メンバーは、杉戸 洋、中村竜治、Nerhol、ミヤギフトシ、宮永愛子、目［mé］の6組（アイウエオ順）。2021年に始まり、今年が最終年となる。afterコロナの「あたらしい世界」について考えてきた、これまでの活動を昇華させる展示となっている。会期は12月24日まで（月曜休廊）、入場無料。
information
「第八次椿会 ツバキカイ8 このあたらしい世界 ”ただ、いま、ここ”」
会期：2023年10月31日（火）～12月24日（日）
会場：資生堂ギャラリー（東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビルB1階）
開廊時間：平日 11:00-19:00 / 日曜・祝日 11:00-18:00
休廊日：月曜（月曜が休日にあたる場合も休館）
入場料：無料
主催：資生堂
