長野県松本市の名建築を舞台に開催されている「マツモト建築芸術祭」の第3回となる「マツモト建築芸術祭2024 ANNEX 消えゆく名建築 アートが住み着き 記憶する」が、2月23日より市内各所で開催されている。
「名建築にアートが住み着くマツモトの冬。」をコンセプトに始まった「マツモト建築芸術祭」は、初年度となる2022年(開催期間:23日)の来場者数は延べ65,000⼈、2023年は延べ81,500人(同じく23日間開催)を超え、長野県松本市の中心部に数多く存在する歴史的建造物とアートの競演が各所でみられた。今年のメイン会場となる旧松本市立博物館は、1967年に松本城二の丸に鉄筋コンクリート造で建てられたもの(設計:石本建築事務所)。同館の歴史は古く、1906年に創立された松本紀念館まで遡る。これまで名称および所在地変更を繰り返し、新たな市立博物館は現所在地である松本城南側の大手3丁目に建てられ、機能もろとも2023年10月に移転オープンしており、今回の展示は松本城二の丸の旧館が解体前に開催される最後のイベントとなる。会期は3月24日まで。
information
第3回「マツモト建築芸術祭」開催概要
イベント名称:マツモト建築芸術祭2024 ANNEX 消えゆく名建築 アートが住み着き 記憶する
会期:2024年2月23日(金)〜 3月24日(日) ※31日間
会場:旧松本市立博物館(メイン会場、松本城公園内)、新松本市立博物館1F、信毎メディアガーデン
メイン会場入場料: 一般 2,000円、高校生・大学生 1,500円、中学生以下無料
※新松本市立博物館1Fおよび信毎メディアガーデンは入場無料
「マツモト建築芸術祭2024」ホームページ
https://maaf.jp