玄関ドアは住まいの顔であると同時に、内と外をつなぐ重要な境界でもある。長らく、そのデザインは機能性や耐久性との兼ね合いから自由度が限られていたが、近年ではテクノロジーの進化により常識が変わりつつある。そんな流れを加速させているのがLIXILだ。

枠やパーツなどを細部にわたって作り込み、ミニマルデザインを追求。従来は本体扉の戸先側にある錠やラッチも機能ユニットに納める構造を採用した。

今回の新色として、裏面にメタリック塗装を施したグレーガラス「メタリックディープグレー」と、赤錆の風合いをリアルに再現した金属調の「ブリュームメタルブラウン」を追加した。

顔認証システムと自動開閉により、両手が塞がっている場合や手ぶらで出かけた場合もスムーズに出入りが可能。
同社が2023年にTOSTEMブランドの100周年を記念して発売したフラグシップモデル「XE」が、さらなる進化を遂げた。2025年モデルでは新たにディスプレイ型顔認証システムと自動開閉機能を搭載し、”ドアに触れず“、”足を止めない“というまったく新しいエントリー体験を実現。近づくと自動で解錠・開扉し、通過すると自動的に施錠されるという、かつてない滑らかさによる動線設計が可能になった。
注目すべきは、この先進機能がミニマルなデザイン性と高度に融合している点だ。顔認証と自動開閉の採用により、ハンドルやシリンダーのない極めてシンプルな意匠が実現したほか、新たに加わった高さ2,730mmのハイサイズモデルは、一般的なドアにはない開放感や上質な印象をもたらす。また、素材の選定にも並々ならぬこだわりが見られる。
単なる出入口を超えて、住まい手の生活体験を豊かにする存在にまで進化した「XE」。機能とデザインの両立にとどまらず、素材の選定から構造まで徹底的に考え抜かれたこのドアは、空間全体の価値を高める重要な要素として、今後さらに注目を集めていくだろう。
株式会社LIXIL
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www.lixil.co.jp
コンフォルト2025年6月号No.203より
