建築家ヴァルター・グロピウス(1883-1969)らにより、ドイツの古都ヴァイマールに1919年に開校した造形学校「バウハウス」が、昨年開校100年を迎えたことを記念して開催される展覧会。
ヴァシリー・カンディンスキー(1866-1944)、パウル・クレー(1879-1940)など時代を代表する芸術家たちが教師として指導にあたっていたバウハウスは、実験精神に満ち溢れ、造形教育に革新をもたらした。とりわけ、入学した学生が最初に受ける基礎教育の場で、教師たちが試みた授業はユニークなもので、優れたデザイナーや建築家が育ち、画期的なデザインが世に送り出された。ナチスの弾圧を受けて1933年に閉鎖されるまで、わずか14年という短い活動期間であったものの、今日のアートとデザインに大きな影響を及ぼした。
本展では、バウハウスの基礎教育を中心に各教師の授業内容を紹介するとともに、その一端も体験することができる。バウハウスから発展していったさまざまな工房(金属、陶器、織物、家具、印刷・広告、舞台など)での成果や資料など約300点が展示される。
Information
開校100年 きたれ、バウハウス ―造形教育の基礎―
会期:2020年7月17日(金)〜9月6日(日)
開館時間:10:00-18:00(金曜は20:00まで。入館は各日とも閉館30分前まで)
休館日:月曜(但し、8月10日、8月31日は開館)、
会場:東京ステーションギャラリー(東京都千代田区丸の内1丁目9-1)
料金:一般 1,200円、大学・高校生 1,000円、中学生以下無料
注.新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当面は来館者数を制限し、チケット販売は日時指定の事前購入制。会場窓口でのチケット販売なし、販売はローソンチケット(Lコード31523)のみ。
tel:03-3212-2485
会場ホームページ:http://www.ejrcf.or.jp/gallery/
※館内ではマスク着用などの利用規定あり(詳細は会場ホームページを参照)
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info@confortmag.net
応募締切:2020年8月10日(月)
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