メカニカルな楽器の自動演奏機械Flute Playing Machine、Percussion Installationのシリーズなどのサウンド・インスタレーションやSinging Machine、Talking Machineなど人の動作をまねる機械などの作品を発表している在ベルリン、イギリス人アーティスト、マーティン・リッチズ。6月1日より大分県竹田市城原のギャラリー・コネクトプラスで竹田のモチーフ、竹と月を取り入れた壁掛け機械時計を発表する。
Moon Clockは振り子時計に白と黒に半面づつ塗装された球体が月の満ち欠けに合わせて、毎日少しづつ回転します。正確に切り出した形から切り出した木製の時計は、分銅の重みによって動作し、その規則正しい静かな音は心を落ち着かせる。
分銅は1日に一度、引き上げることにより、振り子は左右にゆっくりと動き続ける。電気やモーターはいっさい設置されていない。
大分県は竹工芸でも有名だ。竹田市の竹職人、長谷川僚さんの協力により振り子には竹田の竹を使用。「まるで竹林が風に揺れているよう」と長谷川さんはコメントしている。
また、竹田市には「荒城の月」で知られる作曲家、瀧廉太郎も滞在していたことがあるという。
「世界のどこにいても、私たちは同じ月を見ています。阿蘇や九重山脈を囲む自然豊かな竹田の地で多くのご縁により、このプロジェクトが生まれました」。
Martin Riches
Moon Clock and His Works
6月1日(土)〜16日(日)
11:00~18:00
月、火休廊/最終日17:00まで
Berlin Taketa Moon Clock
マーティン・リッチズ来竹を記念して、この時計の先行販売。
販売価格:385,000円(税込)
数量限定、詳細は担当の山﨑まで tel 08064475550
Gallery Connect Plus
大分県竹田市大字米納1031-1
Instagram:@gallery_connect.plus