映像やデジタル技術を駆使した表現が増える一方で、作家の手により生み出された表現が今、改めて注目されている。本展では、現代における工芸美を探求する、1970年以降に生まれた12人の作家を紹介。本展のために制作された新作も披露される。
なお、展覧会タイトル「和巧絶佳」とは、現在の日本における工芸的な作品の三つの傾向――日本の伝統文化の価値を問い直す「和」の美、手わざの極致に挑む「巧」の美、工芸素材の美の可能性を探る「絶佳」――を組み合わせた造語で、本展における章立てにもなっている。
第1章 日本の伝統文化の価値を問い直す「和」の美
第2章 手わざの極致に挑む「巧」の美
第3章 工芸素材の美の可能性を探る「絶佳」
出展作家:
安達大悟、池田晃将、桑田卓郎、坂井直樹、佐合道子、髙橋賢悟、舘鼻則孝、新里明士、橋本千毅、深堀隆介、見附正康、山本 茜
なお、7月25日(土)、8月3日(月)、8月19日(水)の14時より、同館学芸員による本展の作品解説がオンラインで配信される(各回とも内容は同じ、動画再生時間40分、無料)。
詳細:https://panasonic.co.jp/ls/museum/topics/#t200709
Information
特別企画 和巧絶佳展 令和時代の超工芸
会期:2020年7月18日(土)~9月22日(火・祝)
開館時間:10:00-18:00(8月7日、8月28日、9月4日の金曜日は20:00時まで。入館は各日とも閉館30分前まで)
休館日:7月22日(水)、8月12日(水)~14日(金)、8月19日(水)、9月9日(水)、9月16日(水)
会場:パナソニック汐留美術館(東京都港区東新橋1丁目5-1 パナソニック東京汐留ビル4階)
料金:一般 1,000円、65歳以上 900円、大学生 700円、中・高校生 500円、小学生以下無料
tel:03-5777-8600(ハローダイヤル)
会場ホームページ:https://panasonic.co.jp/ls/museum/
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入口での体温チェックや館内マスク着用を推奨などの利用規定あり(詳細は会場ホームページを参照)
特別企画「和巧絶佳展 令和時代の超工芸」公式サイト:https://wakozekka.exhibit.jp