イギリスを代表する現代作家、ピーター・ドイグ(1959-)を紹介する大規模展。
ピーター・ドイグは、ロマンティックかつミステリアスな風景を描く画家で、世界で最も重要なアーティストのひとりに数えられる。ドイグは、ゴーギャン、ゴッホ、マティス、ムンクといった近代画家の作品の構図やモチーフ、映画のワンシーンや広告グラフィック、自らが暮らしたカナダやトリニダード・トバゴの風景など、多様なイメージを組み合わせ、絵画を制作してきた。2015年のクリスティーズ・オークションでは、本展出品予定の作品《のまれる》が、当時の日本円に換算して約30億円で落札された。現代における「画家の中の画家」とも称されるドイグは、これまでにテート(ロンドン)、パリ市立近代美術館、スコットランド国立美術館(エジンバラ)、バイエラー財団(バーゼル)、分離派会館(ウィーン)など、世界の名だたる美術館で個展を開催してきた。今回の展覧会は待望の日本初個展。幅3メートルを超える大型作品など、初期作から最新作までが一堂に揃う。会期中に開催予定の関連イベントについては、会場または展覧会特設サイトを参照。
※臨時休館に伴う特別提供:「音声ガイド」および「会場3DVR」を公開(5月18日)
https://peterdoig-2020.jp
#3DVR制作:ARTLOGUE
本展会場の東京国立近代美術館は、東京都が要請した「新型コロナウィルス感染症拡大防止」の影響により、2月29日より臨時休館に入っていたが、6月12日(金)より営業と展示を再開する。本展の会期は10月11日(日)までに変更された。
再開にあたり、入館は日時指定制となり、展覧会により予約・購入を行うウェブサイトが異なるため注意が必要(6月1日同館発表「再開のお知らせ および ご来館にあたってのお願い」)
入館時の注意事項、今後のスケジュールなど最新の情報は、会場ウェブサイトを参照。
Information
タイトル | ピーター・ドイグ展 |
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日時 | 2020年2月26日(水)~ 開館時間:10:00-17:00 休館日:月曜(ただし8月10日、9月21日は開館)、8月11日(火)、9月23日(水) ※臨時休館期間:2月29日~6月11日 ※開館状況に関する最新の情報は、会場ホームページを必ず参照すること |
会場 | 東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー(東京都千代田区北の丸公園3-1) |
料金 | 一般 1,700円、大学生 1,100円、高校生 600円、中学生以下無料 *3⽉24⽇(⽕)〜4⽉5⽇(⽇)に限り、⼤学⽣以下の本展覧会への⼊場無料(⼊場時に学⽣証の提⽰が必要。購⼊済みチケットの払い戻しは不可) 障害者手帳をご提示の方とその付添者(1名)は無料 |
電話番号 | 03-5777-8600(ハローダイヤル 8:00-22:00) |
会場URL | https://www.momat.go.jp |
展覧会特設サイト | https://peterdoig-2020.jp |
展覧会 会期変更のお知らせ(6月1日発表) | https://www.momat.go.jp/ge/topics/am20200601_2/ |