「TAJIMI CUSTOM TILES TOKYO 2020」(11/5バーチャルVIEW映像公開)

「TAJIMI CUSTOM TILES」とは、日本の一大タイル産地の1つ、多治見で立ち上がった新しいブランドの名称。同ブランドのグローバルローンチとなる、実験的な作品によるインスタレーション展が東京で開催される。
1300年にわたり続く焼き物の伝統と歴史の中で、多治見には数々の技が生まれ、現在の多治見の最大の特徴である多様性のあるものづくりへと継承されている。この多様性から導き出されたのが「ビスポーク・タイル」という発想。丁寧な対話、最高の素材、最高の技術で仕立てる洋服づくりにならい、きめ細やかなコミュニケーションと多治見の技を集結して、世界中の建築家やデザイナーへ向けて、サイズ、形、色、質感などにおいてオリジナルのタイルを制作したのが「TAJIIMICUSTOM TILES」である。

今回のインスタレーション展でコラボレーションするのは、世界的に活躍するデザイナー、マックス・ラム(イギリス)と、イ・カンホ(韓国)の二人。マックスとカンホはそれぞれ、2018年に現地・多治見に滞在し、素材からリサーチを行い、いくつものメーカーを訪れ、それぞれの特性を理解。既存の枠をはるかに超えて生まれた新しいタイルのアイデアを、多治見の職人たちと共に、彼らにしかできない技と想像力で実現した。2020年2月に東京・南青山のスパイラルで開催されたポップアップイベント(「TILE KIOSK」by TAJIMI CUSTOM TILES)で、その一部が特別に先行して披露されているが、改めて今回、「TAJIMI CUSTOM TILES」の魅力を世界へ向けて発信する。

本展のほかにも、すでに国内外の建築家、デザイナーが手がける空間のためのオリジナルタイルの制作も本格的に始まっており、長坂 常が率いるスキーマ建築計画が設計した香港での商業店舗、工藤桃子(MMA Inc)が手がけ都内にオープンしたスキンケアブランドのストアの空間デザインに採用されている。海外でのプロジェクトも進行中とのこと。

information

TAJIMI CUSTOM TILES TOKYO 2020
Installation by Max Lamb and Kwangho Lee

会期:2020年10月31日(土)〜11月3日(火・祝)
開場時間:10:00-20:00(最終日は16:00まで、会期中無休)
会場:Mahal(東京都渋谷区神宮前5-12-1)

「TAJIMI CUSTOM TILES TOKYO 2020 Installations by Max Lamb and Kwangho Lee」オンライン展示(2020/11/05公開)

「TAJIMI CUSTOM TILES」ホームページ
https://tajimicustomtiles.jp/ja/

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