戦後の日本を代表する建築家の一人、菊竹清訓（1928-2011）は、東京都内に現存する自邸《スカイハウス》（1958）をはじめ、建築運動「メタボリズム」にも参加し、国際的にも高い評価を受けている。山陰地方では、知事も務めた第23代田部長右衛門との関係から、本展の会場である島根県立美術館の前身である《島根県立博物館》（1958）のほか、《出雲大社庁の舎》（1963）の設計も手がけている。
菊竹清訓の没後10年を迎える節目の年に開催される本展では、菊竹による山陰地方の建築に加え、代表的な作品や、生涯を通じて取り組んだ未来都市の構想や、独自の設計理論「か・かた・かたち」などを紹介し、菊竹建築の魅力を紹介する。
会期中、記念講演会や、オンラインパネルディスカッション（YouTube配信）、ワークショップなども開催される。詳細は島根県立美術館のホームページを参照。
information
「菊竹清訓 山陰と建築」
会場：島根県立美術館 企画展示室
所在地：島根県松江市袖師町1-5
会期：2021年1月22日（金）～3月22日（月）
開館時間：1-2月/10:00-18:30、3月/10:00～日没後30分（展示室への入場は閉館時刻の30分前まで）
休館日：火曜（但し、2月23日は開館）
オンライン日時指定入場券[※]：一般 600円、大学生 400円、小中高生無料
※新型コロナウイルス感染症対策のため、日時指定制を導入（当日定員に空きがある場合は日時指定当日券を販売：一般 650円、大学生 400円、小中高生無料）
※観覧料はいずれも同館コレクション展観覧料を含む
日時指定・入場券の購入は下記ホームページを参照
https://www.e-tix.jp/shimane-art-museum/
ホームページ
https://www.shimane-art-museum.jp/
