「未来の花見:台湾ハウス」京都展

東京・丸の内にて10月2日から17日まで開催された、台湾のデザインにフォーカスした展示「未来の花見:台湾ハウス」が、関西・京都に巡回。「ザ ターミナル キョウト」にて、10月23日から11月7日(日)まで開催される。

「未来の花見:台湾ハウス」ロゴ


本展のモチーフは「花」。昨今のコロナ禍により、以前のような自由な往来ができない両国の現状を踏まえ、再会を待ち望む気持ちや、台湾の自由な文化と多様なデザインを日本に届けたいという想いを込め、台湾の庭をイメージした「The Fictional Garden」を会場にデザインし、“未来の花見”という名の宴を日本で催す。

「未来の花見:台湾ハウス」京都展 会場風景
右奥の展示《A Hidding Window Gril》 ANGUS CHIANG
左側の展示 《珊瑚ストロー / Straw Coral》 無氏 Pili Wu-Design
写真提供:草字頭 / Photo by Daisaku OOZU



紹介する台湾デザインの特徴を、リソースの統合、社会への応用、時代に応じるパワーの3つに分け、台湾デザインの象徴的な10の事例をパネルで紹介するのは、東京会場と同様だが、京都巡回では、日本を代表するビジネス街にあった東京会場(GOOD DESIGN Marunouchi)とは趣きを変え、京町家を会場に選択。日本にも馴染みのある美の鑑賞方法「借景」により、「未来の花見」というテーマをより身近に感じてもらいながら、日本と台湾との文化の融合・共演を表現している。

「未来の花見:台湾ハウス」京都展 会場風景
左の写真:手前の作品《アルミ合金で作られたテーブル》 廖 浩哲 LANDHILLS / 写真提供:Plan b / photo credit:James Hsu
中央の写真:《「スプレーボトル」で持続可能な生活の美学を実践》 (上)究方社(JOEFANGSTUDIO) / (下)MINIWIZ
写真提供:草字頭 / photo by Daisaku OOZU
右の写真:《Wetlands》張家翎(チャーリン・チャン)/ 写真提供:草字頭 / Photo by Daisaku OOZU



日本時間の11月5日(金)には、19:00より、記念トークイベントの最終回#06が開催される。

informarion

「未来の花見:台湾ハウス」京都展
会期:2021年10月23日(土)~11月7日(日)※会期中無休
時間:10:00-18:00
会場:ザ ターミナル キョウト(京都府京都市下京区新町通仏光寺下ル岩戸山町424番地)
入場料:無料

記念トークイベント #6

「変化の時代の暮らし方と働き方」
登壇者:原田祐馬(UMA / design farm代表)、方序中(デザインスタジオ究方社クリエイティブディレクター、同代表)
ファシリテーター:服部滋樹(graf代表)
開催日時:2021年11月5日(金)19:00-20:30
料金:無料(Peatixへの無料登録が必要)
視聴方法:下記peatixページより要申し込み
URL :https://taiwanhouse-211105.peatix.com/
「未来の花見:台湾ハウス」記念トークイベント #6


「未来の花見:台湾ハウス」京都展 会場風景


キュレーター:Plan b、Double-Grass
アドバイザー:method inc.
主催:台湾 経済部工業局
実施:台湾デザイン研究院
協力:財団法人文化台湾基金会、公益財団法人日本デザイン振興会、ザ ターミナル キョウト

写真提供:草字頭 / Photo by Daisaku OOZU

「未来の花見:台湾ハウス」公式サイト
https://www.taiwannow.org/jp/program?id=1

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