東京・目黒区駒場の東京大学駒場リサーチキャンパスのギャラリーにて、東京大学生産技術研究所教授でインダストリアルデザイナーの山中俊治氏が率いる山中研究室が主催する展覧会、山中研究室プロトタイプ展2022「S展」が3月12日まで開催されている。入場無料、要予約。
主催者メッセージ:
Sという文字の持つ形からは様々なものが連想されます。
水の流れ、生き物の体がもつ曲線
緩やかにカーブする道路、車のボディラインこの抽象的なシンボルは多くの自然物、人工物の中で役割を果たし、美しさを生んでいます。
ときに合理性を語り、ときに私たちの感性に訴えるのです。
「Rami M」阪本 真、那須亮太、山中俊治山中研究室では、”S”が示唆するような、「自然物と人工物の間」「合理性と感性の間」におけるデザインに取り組んでいます。
私たちが大切にしている美しさや生き物らしさといった言葉は、常にこれらの領域で議論されてきました。本展示におけるどの作品も、形に”S”を顕します。
そしてその背後には、デザイナーの葛藤と挑戦があるのです。作品が見せる“S”を理解し、感じてみてください。
「Rotebrate」大城尚人
information
山中研究室プロトタイプ展2022「S展」
参加:今村知美、大城尚人、金山正貴、阪本 真、中野文哉、那須亮太、夏目 馨、村山 覚、山中俊治
ディレクター:山中俊治
会期:2022年3月4日(金)〜12日(土)
開場時間:15:00-19:00(土・日曜のみ 11:00-19:00)
会場:東京大学生産技術研究所 S棟1階ギャラリー(東大駒場IIキャンパス内)
入場料:無料(要予約 / 予約の詳細は後日、山中研究室Webサイトに掲載)
主催:東京大学 山中俊治研究室
詳細(山中研究室Webサイト)
http://www.design-lab.iis.u-tokyo.ac.jp/exhibition/proto2022/index.html