Karel Martens Exhibition「Tokyo Papers」

東京・西麻布2丁目にある、カリモク家具の東京における拠点[Karimoku Commons Tokyo]1Fのギャラリースペースにて、オランダのグラフィックデザイナーでタイポグラファーのカレル・マルテンス(Karel Martens)氏による特別展示「Tokyo Papers」が6月13日より開催されている。

 

作家プロフィール
カレル・マルテンス(KarelMartens)

カレル・マルテンス(Karel Martens)
1939年生まれ。オランダを代表する国際的に著名なグラフィックデザイナー。その活躍の場は、ポスター、版画、編集と多岐に渡る。
オランダの建築雑誌『OASE』のデザインディレクターを務め、1997年に「ヴェルクプラーツ・ティポグラフィ(WT)」を設立。エール大学芸術校でワークショップを開始するなど、教育者としても国際的な影響を与え続けている。3年に一度、タイプフェイスの領域で大いに貢献した者へ授与されるゲリット・ノルツィ賞(2012年)をはじめ、受賞も多数。

 

本展で展示される作品「Tokyo Papers」は、カレル氏が、用を果たした日本のたばこ買受伝票を、友人から偶然に譲り受けたことに端を発する。たばこの買受伝票に、カレル氏の代表的なグラフィックモチーフを自らプリント。日本とオランダという「2つの世界が出会う場所」が表現された作品へと昇華した。
本展では、2019年から2020年にかけて制作された「Tokyo Papers」のうち、32点のオリジナルプリントが披露される。日本国内では今回が初の展示。このほか、カレル氏の代表的なグラフィックパターンや、同氏監修のもとでカリモク家具が製作した木製オブジェも展示される。
また、会期中に限り、作家の作品集や、グラフィックパターンがデザインされたトートバッグなどのグッズを販売するポップアップストアも会場にて展開。

KarelMartens「Tokyo Papers」

information

Karel Martens Exhibition「Tokyo Papers」
会場:Karimoku Commons Tokyo(東京都港区西麻布2丁目22-5)
会期:2022年6月13日(月)〜7月29日(金)
休業日:土・日・祝日(但し、第2・第4土曜日は開館 / 7月9日[土],7月23日[土]は営業)
営業時間:12:00-18:00
入場料:無料
※2Fより上のフロア[Karimoku Commons Tokyo]ショースペースを利用する場合は、公式ホームページからの予約を推奨(予約なしでも全フロアの見学は可)

Karimoku Commons Tokyo ホームページ
https://commons.karimoku.com/

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