今年の10月26日から28日にかけて東京ビッグサイト(有明・東京国際展示場)にて開催される、日本最大級の住宅・建築関連専門展示会「Japan Home&Building Show 2022」の特別企画として、「学生プロジェクトデザインコンペティション2022」が実施される。
同展示会を主催する一般社団法人日本能率協会(JMA)と、一般社団法人HEAD研究会の2団体による共催。
「社会とつながる私のビジョン」をテーマに、主に建築学系の学生、研究室および建築系サークルや学生の団体などを対象に、未発表かつ著作権・意匠権が応募者に帰属するもので、現在構想中または進行中のプロジェクトを募集する(過去に構想したプロジェクトでも計画段階にとどまっている場合は可)。
応募があったプロジェクト(最大100作品限定)のうち、審査を経て、一次選考を通過した約6作品から最優秀賞を決定。上位作品は、「Japan Home&Building Show 2022」会場の企画エリアにて展示される。
プロユーザーが多数来場する展示会において、学生のプロジェクトが社会に新しい風を吹き込み、社会と学生が協働していく「創縁(そうえん)の場」となることを主催者側は期待している。
今回募集されるプロジェクトデザインとは、社会の問題に対して、前提条件からデザインを行い、問題解決を行うことを前提としている(参考までに主催者が提示しているキーワードは、リノベーション、コンバージョン、モノづくり、コミュニティづくり、空き家再生、社会実験、インスタレーション、スマートモビリティ、サスティナビリティーなど)。
どの地域でどのような人を巻き込めば何が可能になるかなど、プロジェクトにおける問題提起から、敷地、用途、運営主体までを応募者自らが設定し、それらの条件をデザインで解決することを目指した提案が求められている。
information
「Japan Home&Building Show」公式アワード
「学生プロジェクトデザインコンペティション2022」
テーマ:社会とつながる私のビジョン
そのプロジェクトがどう社会とつながるのかを明確に提示すること。
応募資格:建築学系の学生またはグループ(研究室、建築系サークル、学生団体など)
※一次審査に通過した場合、10月28日に東京ビッグサイトで行われる公開形式の最終審査会に参加できること
提出物規定:あり(詳細は募集要項ページを参照)
主催者への質疑:8月26日までメールにて受付
各賞:最優秀賞(1点)10万円、ゲスト審査員賞(5点)3万円、ほか
審査員(順不同):田島則行(テレデザイン代表、千葉工業大学准教授)、西田 司(オンデザイン代表、東京理科大学准教授)、馬場正尊(オープン・エー代表取締役、東北芸術工科大学教授)、神田主税(エコッツェリア協会 3×3 Lab Future館長、三菱地所エリアマネジメント企画部マネージャー)、山本想太郎(山本想太郎設計アトリエ代表、HEAD研究会副理事長)
スケジュール:
募集開始:2022年8月25日(木)
データ提出期限:同年9月16日(金)23:59
一次審査:9月下旬(非公開)
パネル提出期限:同年10月24日(月)※郵送と持込の場合で締切時間が異なる
上位6組による作品展示:同年10月26日(水)〜28日(金)
最終審査・表彰式:同年10月28日(水)東京ビッグサイト 東展示棟
応募方法:下記特設ページより期限までにエントリーおよびデータ提出(1次審査通過者は後日の期日までに作品パネルの提出要)
応募フォーム https://forms.gle/DLs1rfTQ6UTAZ5Yb9
主催:一般社団法人日本能率協会、一般社団法人HEAD研究会
問合せ先:「JapanHome&BuildingShow学生コンペ2022」実行委員会事務局
TEL:03-3434-1988 / E-mail:jhbs[@]jma.or.jp(※[@]→@に変更要)
※応募に際しての留意事項や著作権の取り扱い、審査方法など、コンペ実施内容の詳細は、主催者告知ページを参照
「学生プロジェクトデザインコンペティション」案内ページ
http://www.jma.or.jp/homeshow/tokyo/exhibition/competition.html