タイル名称統一100周年[*]を記念したプロジェクトの集大成となるイベント「タイル百年祭 -TILE CENTENARY FESTIVAL-」が、東京・渋谷のイベントスペース[dotcom space Tokyo]にて、開催される。
「タイルの未来」および「未来のタイル」について、参加者とともに考え、盛り上げていこうとする祭典で、1月26日、27日の2日間にわたる期間中、デザイナー、建築家、タイルに詳しい専門家らが登壇する公開パネルディスカッション「タイル未来会議 -CENTENNIAL VISION-」などのトークイベントや、アーティストによるワークショップなどが開催されるほか、タイルグッズを扱うセレクトショップなども特別に出店する。
information
「タイル百年祭 -TILE CENTENARY FESTIVAL-」
日程・開場時間:2023年1月27日(金)14:00-21:00 / 1月28日(土)11:00-17:00
会場:dotcom space Tokyo(東京都渋谷区神宮前1−19-19 エリンデール神宮前 B1F)
主催:多治見市美濃焼タイル振興協議会、全国タイル工業組合
「タイル百年祭 -TILE CENTENARY FESTIVAL-」詳細
https://www.instagram.com/tile_centenary_fes/
イベント各種開催!
(1)公開パネルディスカッション「タイル未来会議 -CENTENNIAL VISION-」
日時:2023年1月27日(金)17:00-19:00(16:00入場受付開始)
登壇者:佐藤 卓(グラフィックデザイナー)、永山祐子(建築家)、後藤泰男(INAXライブミュージアム主任学芸員)、木野 謙(全国タイル工業組合理事長)/ モデレーター:横里 隆(『ダヴィンチ』元編集長)
参加費:無料
※後日、「タイル百年祭」YouTubeチャンネルにてアーカイブ動画を配信予定
参加方法:チケットサイト「peatix」にて予約を推奨(空席状況により当日入場可)
https://peatix.com/event/3469333
(2)トークセッション「PLAY.TILE(プレイドットタイル)」
日時:1月28日(土)14:00-15:30
登壇者:鷲尾友公(アーティスト)、Yoshi47(アーティスト)
参加費:無料
※トークセッションの模様は「タイル百年祭」公式インスタグラムにてライブ配信を予定
(3)ワークショップ
日時:1月28日(土)
上記(2)のトークセッションに登壇するアーティスト2名によるタイルへのライブペイント、作品販売あり
参加費:1,700円(税込)※ライブペイントタイル+シヤチル(SHACHILL ※後述)の1ドリンク制、
販売作品点数:アーティスト1名あたり16枚限定(なくなり次第、終了)
※販売作品の引き渡しまでの所要:約1時間
(4)展示(タイルの製造工程や原材料のなど)
(5)セレクトショップ
2022年に全国の蔦屋書店5店舗を巡回した、タイルグッズを扱うセレクトショップ「#Touch the Tiles」が出店。タイルの雑貨や、本イベントのためのオリジナル”タイルクッキー”などを販売。
(6)タイル張り デモンストレーション
“Iam TILEMAN”こと佐々木康至(マイト社長)によるタイル張りの実演。2日間の制作で1つの作品が完成する予定。
(7)アートコラボ
アーティストがデザインしたタイルのベンチ(上の画)など、タイルの新たな可能性を拡げる作品を展示。
(8)名古屋「シヤチル」ケータリング出店
喫茶文化が根付く名古屋で、平成最後に生まれた喫茶店「シヤチル(SHACHILL)」。”グランド喫茶”をコンセプトに、新たな喫茶文化を再構築する同店の定番メニュー(珈琲、レスカ、あんバタサンドほか)を味わえる(当日は”タイルの皿”で提供予定)。
*.1922(大正11)年4月に東京・上野で開催された「平和記念東京博覧会」に関連する「全国タイル業者大会」において、その当時、建物の壁や床を覆う薄板状の「やきもの」の呼称が「敷瓦(しきがわら)」「腰瓦(こしがわら)」「張付煉瓦(はりつけれんが)」「化粧煉瓦(けしょうれんが)」「タイル」など25以上もあり、この不便を解消するための策として、陶磁器製の建築材の呼称が「タイル」に統一された。(INAXライブミュージアム主催:タイル名称統一100周年記念 巡回企画展「日本のタイル100年――美と用のあゆみ」プレスリリースより)
タイル名称統一百周年記念サイト
https://touchthetiles.jp
公式Instagram
https://www.instagram.com/