東京・飯田橋にある東京日仏学院(旧アンスティチュ・フランセ)にて、「映画批評月間 〜フランス映画の現在をめぐって〜」が9月8日より開催される。
館内の映画館施設(エスパス・イマージュ)で上映されるもので、開催5回目を数える今年は、9月15日にBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほかで最新作となる『私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター』が順次公開される、フランスの映画監督で脚本家のアルノー・デプレシャンを特集。これまでの作品を13本が一挙に上映されるほか、デプレシャン氏を迎えてのトークイベントも開催される。
各回・イベントともに要予約、Peatixでのチケット購入が必要。
information
第5回映画批評月間 〜フランス映画の現在をめぐって~ スペシャルエディション アルノー・デプレシャンとともに
主催:アンスティチュ・フランセ
会期:2023年9月8日(金)~9月29日(金)
会場:東京日仏学院 エスパス・イマージュ(東京都新宿区市谷船河原町15)
料金:一律1,100円
チケット:Peatixにて発売(会場での販売なし)
https://ifjtokyo.peatix.com/
入場方法:チケット購入時に発行される整理番号順に上映開始の15分前より入場開始
上映作品・スケジュール:公式ホームページ参照
公式ページ
https://www.institutfrancais.jp/tokyo/agenda/cinema20230908/
藤本壮介建築設計事務所が設計し、2021年7月にオープンした新校舎〈Village as Institute〉外観(提供:東京日仏学院)
東京日仏学院 施設概要
フランス政府公式の語学学校・文化センター。1952年に創立され、校舎を建築家の坂倉準三(1901-1969)が設計した(現在は一部が現存、非公開)。講演会・視聴覚ホール、メディアテーク、通信教育センター、書店、ブラッスリーの順に付帯施設が加わり、2012年にフランス大使館文化部、横浜日仏学院、関西日仏学館、九州日仏学館と統合。2018年には新たな拡張計画により、建築家の藤本壮介(1971-)が設計した新校舎が建設された。館内には、教室に加えて、映画館や図書館(メディアテーク)もあり、フランス語を学ぶ場であると同時に、映画や講演会、展覧会などのイベントを通じて、フランス語圏の多様な文化と触れることができる場として機能している。映像音楽部門について
アンスティチュ・フランセの映像・音楽部門は、映画、音楽、オーディビジュアル・メディア、デジタル・クリエーション(ビデオゲーム、eスポーツ、VR)の分野でのフランスで作られた作品やアーティストをプロモーション。アンスティチュ・フランセの各支部では、パリ本部の支援のもと、映像教育も含め多様なプログラムを提供している。日本でのフランス映画の興行を盛り上げるため、ユニフランスと密に連携をとり、横浜のフランス映画祭の開催や、日本の配給会社とも協力し、フランス映画公開へのサポートを展開している。