12/10「日台レトロ・モダン建築シンポジウム」神戸にて開催・(Zoom聴講可)

近現代に建てられた、日本と台湾にある通常非公開の建築物の魅力を語り合うシンポジウムが、旧神戸生糸検査所(1932年竣工)を改修して再生された、デザイン・クリエイティブセンター神戸 KIITOホールにて12月10日に開催される(主催:神戸モダン建築祭実行委員会、後援:神戸市)。

「日台レトロ・モダン建築シンポジウム」
台湾のレトロ・モダン建築

「日台レトロ・モダン建築シンポジウム」
台湾のレトロ・モダン建築

通常非公開の歴史的建造物などを一時的に市民に開放するイベントは、1992年に英国・ロンドンで始まり、現在は世界最大級の建築ショーケースに拡充している「オープン・ハウス・ロンドン」が知られる。本シンポジウムが開催される神戸でも、戦災や震災を乗り越え、神戸の記憶を受け継ぐモダン建築を特別公開する「2023年神戸モダン建築祭」が今年11月24日から3日間の日程で開催された。

本シンポジウムには、日本から2組4氏、台湾から1組2氏が登壇。日本からは、前述「2023年神戸モダン建築祭」の運営に携わった2氏と、独自の建築公開イベントを企画・運営している「わくわく建築」の2氏が登壇。そして台湾からは、街中に現存するいわゆる”レトロ・モダン”な建築について、家主の想いや歴史的側面から紐解き、人々に発信しているインフルエンサー・老屋顔(Lao Wu Yan / 註.古い家の外観の意)の2氏が登壇する。建築を楽しむ側とイベント主催側の両側から、近現代の建築を中心に、その魅力について語り合う。
聴講は会場・オンライン(Zoom方式)ともに有料、要事前申し込み。

「日台レトロ・モダン建築シンポジウム」

information

日台レトロ・モダン建築シンポジウム
開催日時:2023年12月10日(日)14:00-18:00
会場:デザイン・クリエイティブセンター神戸 KIITOホール(兵庫県神戸市中央区小野浜町1-4)
※オンライン(Zoom)参加チケットあり

プログラム
第一部:台湾漫歩~老屋顔流・台湾レトロ建築の楽しみ方
登壇者:辛永勝(シン・ヨンシェン)+楊朝景(ヤン・チャオジン)/ 老屋顔(ラオ ウー イェン)
第二部:わくわく! 建築のミカタ、街のミカタ
登壇者:藤沢うるう+コジマユイ / わくわく建築
第三部:初開催の「神戸モダン建築祭」を終えて
登壇者:松原永季(「神戸モダン建築祭」実行委員長、NPO法人ひょうごヘリテージ機構H2O神戸理事)、笠原一人(同祭 実行委員、建築史家、京都工芸繊維大学助教)

聴講料金(下記3種あり)[*注1][*注2]
1.会場参加(老屋顔工作室ポストカード付き):2,800円
2.会場参加(日本未発売の新刊『老屋時態』[*注3]、ポストカード付き):5,500円
3.オンライン(Zoom)参加:1,000円
*注1.現地・会場での購入不可(取り扱いは下記peatixページのみ)
*注2.書籍およびポストカードは当日会場にて申込者個別に譲渡
*注3.『老屋時態』は2023年9月に台湾で発売された、本イベント登壇者・老屋顔の新刊(日本未刊、表記は中国語[繁體字])

聴講申し込みページ
https://peatix.com/event/3723599/

J-heritage 公式YouTubeチャンネル「日台シンポジウム告知ムービー」(2023/10/16)

主催:神戸モダン建築祭実行委員会
後援:神戸市
運営:クリーク・アンド・リバー社

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