世界のトレンドがパリに集結する「メゾン・エ・オブジェ2022年9月展」

2022年9月8日から12日までの5日間、フランス・パリで「メゾン・エ・オブジェ」が開催されます。

メゾン・エ・オブジェは年に2回開催される、インテリアの国際展示会で、主催はSAFI。デザイン、デコレーション、ライフスタイルの分野における、世界のトレンドがパリに集結します。B to B、B to Cに向けた内容は、企業のプレゼンテーションの機会を生み、ひととひとの交流を活性化するものです。パリ・ノール・ヴィルパント見本市会場でのメゾン・エ・オブジェ、市内で開かれるパリ・デザイン・ウィークのほか、デジタルプラットフォームの「MOM」によりオンラインでも展開します。

Du Roy stool, Maison Dada ©Maison Dada

テーマは「メタ・センシブル」。工芸や手仕事が注目される一方で、デジタルの世界も技術の進化とあいまって飛躍的な広がりを見せる現在、両者が渾然一体となってクリエーションやコミュニケーションを加速させています。メゾン・エ・オブジェでは、同展示会の開催を新型コロナウイルスによる社会の落ち込みを打破するきっかけと考えています。

 

今回の「デザイナ・オブ・ザ・イヤー」には、イタリアのデザイナー、クリスティーナ・チェレスティーノが選ばれました。歴史に範を求めるという彼女は「もうひとつの現実に束の間没入したいという欲求が生まれました」といい、エキゾチックで装飾的、色への情熱、自然への筋書きなどを表現する場として「エキゾチック・パレス」を構築します。

Cristina Celestino for Fornace Brioni©MattiaBalsamini

「ホワッツ・ニュー」ではトレンドセッターがオータムシーズンの新作からピックアップしてスペースを彩ります。次世代のデザインの発掘にも力を入れており、フランスの新進のブランドが作品を発表する場を設け、「ライジング・タレント・アワード」ではオランダで活躍する6組の若手デザイナーと、その作品を紹介します。工芸に特化した「ライジングタレント・アワード・クラフト」の受賞者の作品展示も。

Bowl «Collection Gravity» –Atelier Fig

また、ゴ・エ・ミヨ(フランス発祥のレストランガイド)に選出されたシェフによる料理を味わえるホール3「クック&シェア」のエリアなど、数々のエキシビションが用意されています。

 

*本誌2022年12月号でレポート予定です。

*2022年3月に東京・日本橋高島屋で開催された「デザイン・ダイアローグ メゾン・エ・オブジェ・パリ」展のレポートはこちら。

「デザイン・ダイアローグ メゾン・エ・オブジェ・パリ」展へ!

 

 

Information

メゾン・エ・オブジェ2022年9月展

会期 2022年9月8日(木)〜12日(日)

会場 パリ・ノール・ヴィルパント見本市会場(Paris Nord Villepinte Exhibition Centre)

住所 ZAC Paris Nord 2 93420 Villepinte, France

問合せ メゾン・エ・オブジェ日本総代理店 株式会社デアイ

E-mail:mo-japon@deai-co.com

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