東京・千代田区のIDÉE TOKYO併設のIDÉE Galleryにて、鉄を主体とした金属で彫刻作品を制作するモリソン小林の作品展”small plants”が6月15日（火）まで開催される。
モリソン小林は1969生まれ。多摩美術大卒業後、内装会社勤務を経て、IDÉEに在籍（1995～1999年、主にアパレルブランドの店舗デザイン設計を担当）し、独立。鉄を主体とした金属で彫刻作品を制作。第24回岡本太郎現代芸術賞において岡本敏子賞を受賞している。
作家公式ホームページ：http://specialsource.jp/
「植物の生命力とか植物が本来もっている美しさを表現する方法はないか、と考えているうちに、植物が朽ちていく過程を表現してみたいと思ったのです」（モリソン小林談）
モリソン小林は、金切り鋏を用いて、鉄の板を切る・錆びさせるといった工程を繰り返し、前述の表現を追求し、作品を仕上げていく。その繊細な表現力によって生み出された作品は、元の素材が金属とは思えない、本物の植物と見紛うほどの美しさを有する。
会場では、モリソン小林が山々で出会った植物たちを金属で表現した、フレームと立体を合わせて41点の作品を展示・販売する。
なお、会場となるIDÉE Galleryは、IDÉE TOKYO併設のギャラリーで、JR東日本東京駅構内という立地のため、改札外から入店する場合は、JR東日本東京駅を区間に含んだ乗車券類または入場券（140円）の購入が必要。
information
morison kobayashi exhibition”small plants”
会場：IDÉE Gallery（東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東日本東京駅構内 グランスタ東京B1F IDÉE TOKYO 併設）
会期：2021年5月14日（金）～6月15日（火）
営業時間（店舗営業時間に準じる）：10:00-20:00
作家在廊予定日：5月22日（土）
※作家在廊日、店舗営業時間が変更される場合あり（詳細は店舗に要問い合わせ）
※店内では新型コロナウイルス感染症予防対策を実施
会場ホームページ
https://www.idee-online.com/shop/contents1/ideetokyo.aspx
