金魚絵師 深堀隆介×博物館明治村『甦る水の記憶』

深堀隆介「金魚酒 結松」

透明樹脂にアクリル絵の具を使い、まるで生きているかのような金魚を描く、金魚絵師として名高い深堀隆介氏との初コラボレーション企画「金魚絵師 深堀隆介×博物館明治村『甦る水の記憶』」を開催。立体的で躍動感あふれる金魚作品の数々を楽しむことができる。

明治30年頃に大阪に建てられた千早赤阪小学校講堂(村内2丁目14番地)では、「五十五の金魚盆」と題して、明治村の開村55周年を記念し、深堀氏が描きおろした「55匹の金魚」をはじめとする金魚作品の数々が披露される。明治期末に建てられた木造二階建ての半田東湯(村内4丁目50番地)では、建物の空間全体を用いたインスタレーションを展開。夏の夜祭には欠かせない金魚すくいの記憶と、地元の社交場を兼ねていた銭湯での記憶が、見る人の心の中でそれぞれの彩りをもって混ざり合う。会期初日の7月23日(木・祝)には、関連イベントとしてライブペインティングも行われた(会場:呉服座、終了)。千早赤阪小学校講堂では、深堀氏のオリジナルグッズも販売される。
深堀氏の驚くべき技法がなせる数々のアートとともに、夏のひとときの涼や、約100万平方メートルという広大な敷地内に、重要文化財11件を含む計67件の展示建造物を有する明治村ならではの開放感も味わえる企画。

深堀隆介「御水蔵」

Information


金魚絵師 深堀隆介×博物館明治村『甦る水の記憶』
会期:2020年7月23日(木・祝)〜9月27日(日)
開館時間:9:30-17:00(8月は10:00-17:00)
休村日:8月4日(火)、5日(水)、18日(火)、19日(水)、25日(火)、26日(水)、9月1日(火)~4日(金)ほか
会場:博物館明治村 千早赤阪小学校講堂、半田東湯(愛知県犬山市字内山1番地 )
展覧会入場料:大人 300円、小人100円 / 千早赤阪小学校講堂および半田東湯の2会場の観覧料を含む(博物館明治村の入村料は別途必要)
問合せtel:0568-67-0314
会場ホームページ:https://www.meijimura.com/
※開館状況や新型コロナウイルス感染症拡大防止策に伴う入場規制などの最新の情報は、会場ホームページを参照

深堀隆介「色袋」

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