親和銀行本店(佐世保)、松濤美術館(渋谷)、芹澤銈介美術館(静岡)、ノアビル(麻布台)など思索的空間設計で知られる白井晟一は、建築界の哲学者とも称される。
また彼は、「書」を書き続けることで空間造形の無限の意味を探ったと自ら記している。
没後40年、心、眼、筆の一如を基盤とした白井晟一の書の魅力に触れられる展示会だ。
左:《鄭愚》 右:阿曾美術内の茶室の床にかけられた《危座》 。
information
「白井晟一 書展 Ⅳ」
会場:阿曾美術(東京都中央区銀座3-3-12 銀座ビルディング5階)
会期:2023年7月5日(水)~7月12日(水)
休廊日:7月9日(日)、7月10日(月)
開館時間:11:00-18:00
入場料:無料
http://www.asobi-jyutsu.jp