小枝や樹皮とグリーンとの親和性
NATURESCAST
製品概要
「NATURESCAST(ネイチャーズキャスト)」は、フィリピン・セブ島のNature’s Legacy社が開発したNaturescast®を用いた鉢カバーである。森林農業の過程で排出される小枝や樹皮などを水溶性接着剤により成形している。商業施設やホテル、オフィスなどの植栽用として、φ30〜50㎝の大型鉢カバーを取り揃えるプロユースのブランドKONTON(コントン)から誕生したシリーズのひとつ。フォルムは上写真のラウンド、右写真のバレルとRシリンダー、ユーポットの4種がある。φ330〜575、H300〜500、¥16,000〜。2022年1月発売。
左/Rシリンダー ブラウン、右/バレル ベージュ
サステナブルな取組み
愛知・常滑で1951年に創業したヤマテーは、常滑焼の盆栽鉢などを卸売していた。1990年頃からはオリジナルデザインの鉢を海外の工場で生産するようになり、2014年東京での造園家のディレクションに参加したことを期にブランドKONTONを立ち上げ、陶器のほかファイバー強化セメントやポリストーン、金属、リサイクルプラスチックなど、プロのニーズに合った鉢カバーを展開している。アウトドア家具の輸入業も。バージンプラスチックの使用を極力抑えて、環境負荷に配慮した素材の選定を重視している。