スナップショットの名手として知られる、日本を代表する写真家・森山大道(1938-)の個展。
森山は1960年代に写真家として活動を開始、そのハイコントラストや粗粒子画面による作風は「アレ・ブレ・ボケ」と形容され、写真界に衝撃を与えた。以来、世界各国の美術館で大規模な展覧会を開催し、2019年のハッセルブラッド国際写真賞をはじめ、国際的な写真賞も数多く受賞、2019年には、写真界のノーベル賞とも言われる「ハッセルブラド国際写真賞」を受賞するなど、デビューから55年を経た現在もなお、世界の第一線で活躍し続けている。
本展では、「ongoing(オンゴーイング)=進行中、進化し続ける」をテーマに、今なお疾走し続ける森山大道がレンズを通してとらえ続けてきた街・東京を、カラーとモノクロの最近作を中心に展観する。出品点数は約180点。新宿ゴールデン街や池袋の路地裏など、森山作品を代表するディープなスポットから、渋谷スクランブル交差点、新宿駅東口、JR沿線など、東京で暮らす人々にとって身近な東京の風景が多数登場。また、個人写真誌『記録』の最新号からのプリントも展示され、会期中に継続的に展示替えも行なわれる。
本展は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、入場制限などを実施する。
また、諸般の事情により、内容を変更する場合あり。開館状況など最新の情報は、会場ホームページを参照。
Information
タイトル | 森山大道の東京ongoing |
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日時 | 2020年6月2日(火)〜9月22日(火・祝) 10:00-18:00(入館は閉館30分前まで)※木・金曜の夜間開館は当面休止 休館日:月曜(ただし、8月10日、9月21日は開館)、8月11日(火) ※最新の情報は会場ホームページを確認してください |
会場 | 東京都写真美術館 3階展示室(東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内) |
料金 | 一般 700円、学生 560円、中高生・65歳以上 350円 |
電話番号 | 03-3280-0099 |
会場URL | http://topmuseum.jp |