特別展 工藝2020-自然と美のかたち-【プレゼントあり】

自然と工芸の関係性をテーマに、現代の日本工芸を牽引する82名の作家らが近年に制作した作品を紹介する特別展が、東京・上野の東京国立博物館 表慶館で開催されている。日本の伝統的な工芸美術の担い手たちによる、陶磁、染織、漆工、金工、木竹工、人形、七宝、ガラスなど82件が一堂に会し、また展示品のほとんどが個人蔵という、極めて貴重な機会となっている。

今泉今右衛門 色絵雪花薄墨墨はじき雪松文蓋付瓶 令和元年(2019) 個人蔵(陶磁)

展示構成:
第1章「金は永遠に光り輝き、銀は高貴さに輝く」
第2章「黒はすべての色を内に吸収し、白はすべての光を撥する」
第3章「生命の赤、自然の気」
第4章「水の青は時空を超え、樹々と山々の緑は生命を息吹く」

手前の作品:杉浦美智子《船出》2016年 薬師寺蔵

本展の会場となる表慶館は、明治期に当時の皇太子(後の大正天皇)の成婚を記念して計画され、片山東熊が設計して建てられた近代建築。この洋の空間に、日本の工芸品を展示するという会場の空間デザインを、伊東豊雄建築設計事務所が担当し、和と洋を見事に融合させているのも本展の大きな見どころ。展示作品は漆塗りのような天板の上に据え置かれ、ガラスケースなしで鑑賞することができる。会期中、エントランスと第1章の一部のみ撮影可能。

伊東豊雄氏がデザインした本展のための展示台

information

会期:2020年9月21日(月・祝)~11月15日(日)
開館時間:9:30-17:00(金・土曜は21:00まで)
休館日:月曜
会場:東京国立博物館 表慶館(東京都台東区上野公園13-9)
観覧料金:一般 1,500円、大学生 1,000円、高校生 600円、中学生以下および障がい者とその介助者1名は無料
※日時指定の事前予約制を実施
問い合わせ:03-5777-8600(ハローダイヤル)
「工藝2020」ホームページ https://tsumugu.yomiuri.co.jp/kogei2020/

読者プレゼント

この展覧会のペアチケットを抽選で5組10名様にプレゼントします。
メールタイトルに必ず、東京国立博物館「工藝2020」展 チケットプレゼント”と明記し、送付先の住所・郵便番号・氏名、年齢と、『コンフォルト』の感想もお書き添えのうえ、下記メールアドレスまでお申し込みください。
info@confortmag.net
応募締切:2020年10月19日(月)
ご応募をお待ちしております。

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