大林コレクション展「安藤忠雄 描く」「都市と私のあいだ」「Self-History」

実業家で大林組の代表取締役会長であり、公益財団法人大林財団理事長を務める大林剛郎氏のコレクションに焦点をあてた企画展が、東京・天王洲のWHAT MUSEUMにて2022年2月13日まで開催されている。

本展は、「安藤忠雄 描く」、「都市と私のあいだ」、「Self-History」の3つのテーマごとに作品が展示される。大林氏が長い年月をかけて集めた同コレクションの変遷を辿るとともに、膨大な収集作品群への多角的なアプローチを試みる。

大林コレクション展「安藤忠雄 描く」

大林コレクション展「安藤忠雄 描く」

長さ10mにおよぶドローイングをはじめ、安藤忠雄の初期の建築作品のスケッチ、未完のプロジェクトのシルクスクリーンを含む平面作品15点の展示。未完のプロジェクトに加え、「上海ビエンナーレ」開催時に制作された《ベネッセハウス-直島コンテンポラリーアートミュージアム》の長さ10mのドローイングと、彫刻家グザヴィエ・ヴェイヤンによる高さ約2mの彫刻《Tadao Ando》が日本国内で初公開される。

大林コレクション展「安藤忠雄 描く」
安藤忠雄《光の教会のための習作》 Photo by Keizo KIOKU

大林コレクション展「安藤忠雄 描く」
会場:WHAT MUSEUM 1階 Space2
主催・企画:WHAT MUSEUM
特別協力:大林剛郎、安藤忠雄建築研究所
協力:三宅理一
テキスト協力:長井美暁
会場グラフィック:関川航平
グラフィック:氏デザイン
展覧会詳細
https://what.warehouseofart.org/exhibitions_events/tadaoando_egaku


大林コレクション展「都市と私のあいだ」

大林コレクション展「都市と私のあいだ」

都市と、アーティストや私たちの「あいだ」に存在する、都市を形成するさまざまな要素(都市基盤・建築・インテリア・模型など)を被写体とし、9名のアーティストがそれぞれの視点で都市を捉えた15作品を展示する。
野口里佳、トーマス・ルフ、アンドレアス・グルスキーの初期の作品が展示されるのも見どころ。

出展作家・建築事務所(敬称略・五十音順):大島成己、アンドレアス・グルスキー、トーマス・シュトゥルート、妹島和世建築設計事務所(建築模型の出展協力)、トーマス・デマンド、野口里佳、畠山直哉、宮本隆司、ルイザ・ランブリ、トーマス・ルフ

大林コレクション展「都市と私のあいだ」
会場:WHAT MUSEUM 1階 Space1
主催・企画:WHAT MUSEUM
特別協力:大林剛郎
テキスト協力:竹内万里子
会場グラフィック:関川航平
グラフィック:氏デザイン
展覧会詳細
https://what.warehouseofart.org/exhibitions_events/toshi_to_watashi


大林コレクション展「Self-History」

大林コレクション展「Self-History」

大林氏がこれまでに収集した現代美術作品を中心に、コレクションの集大成とも言える約40名の作家の作品を展示する。

出展作家(敬称略、五十音順):ジャン・アルプ、カール・アンドレ、ローレンス・ウィナー、トレイシー・エミン、ライアン・ガンダー、イヴ・クライン、桑山忠明、ジョルジオ・グリッファ、五木田智央、佐藤 允、ドナルド・ジャッド、杉本博司、アンドレアス・スロミンスキー、ジョン・チェンバレン、トーマス・デマンド、アン・トゥルイット、シュテファン・バルケンホール、サイモン・パタソン、ダニエル・ビュレン、ハンス=ペーター・フェルドマン、ルーチョ・フォンタナ、ダン・フレイヴィン、カンディーダ・ヘーファー、ヒラ・ベッヒャー、アリギエロ・ボエッティ、ミヒャエル・ボレマンス、松江泰治、ピエロ・マンゾーニ、村上 隆、森村泰昌、ジョナサン・モンク、ヤマガタヒロミチ、ピエール・ユイグ、吉原治良、李禹煥、トーマス・ルフ、、ウーゴ・ロンディノーネ、ボブ・ロー、ほか

大林コレクション展「Self-History」
会場:WHAT MUSEUM 2階
主催:WHAT MUSEUM
企画:大林剛郎
特別協力:大林剛郎
協力:鈴木布美子
展示構成:アート&パブリック
展覧会詳細
https://what.warehouseofart.org/exhibitions_events/self-history


information

大林コレクション展 概要(3展共通)
会期:2021年9月25日(土)~2022年2月13日(日)年末年始
会場:WHAT MUSEUM(東京都品川区東品川 2-6-10)
開館時間:11:00-18:00(最終入館17:00まで)
休館日:月曜(祝日の場合、翌火曜休館)、年末年始を含む全館休館日(12月27日~1月6日)
入場方法:オンラインチケット制、要予約
入場料:一般 1,200円、大学生・専門学校生 700円、高校生以下 500円
※学生は入館時に学生証の掲示要
※無料:小学生以下、招待チケット・招待状、障がい者手帳をお持ちの方(付き添い1名まで無料、障がい者手帳などの提示要)
※同時開催の大林コレクション展の3つの展示の観覧料を含む
※模型保管倉庫への入場はオプションツアーにつき、入場料には含まれず

WHAT MUSEUM ホームページ
https://what.warehouseofart.org/

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