世田谷美術館「民藝 MINGEI―美は暮らしのなかにある」【読者プレゼントあり】

東京・世田谷美術館にて、「民藝 MINGEI―美は暮らしのなかにある」展が4月24日より開催されている。会期は6月30日まで。
大阪中之島美術館を皮切りに昨年7月から全国を巡回している企画展で、3つの章で、柳宗悦らが国内外で集めた美しい民藝の品々約150件を展示している。

世田谷美術館「民藝 MINGEI―美は暮らしのなかにある」
スリップウェア鶏文鉢 イギリス 18世紀後半 日本民藝館蔵 Photo: Yuki Ogawa

世田谷美術館「民藝 MINGEI―美は暮らしのなかにある」
左から、角酒瓶 小谷眞三 倉敷(岡山)1979年 / 酒瓶 小谷眞三 倉敷(岡山) 1985年頃 / 栓付瓶 メキシコ 20世紀中頃 いずれも日本民藝館蔵 Photo: Yuki Ogawa

第1章「1941生活展」では柳宗悦によるライフスタイル提案について。続く第2章「暮らしのなかの民藝」では、「衣・食・住」の3つのテーマに沿い、人々の暮らしのなかで用いられてきた美しい民藝の品々を紹介する。最後の第3章「ひろがる民藝―これまでとこれから」では、2022年夏までセレクトショップ・BEAMSのディレクターを務め、現在は東京・高円寺でMOGI Folk Artのディレクターを務めるテリー・エリス/北村恵子が、自宅で愛用しているコレクションやインテリアを会場に運び入れ、現代のライフスタイルと民藝を融合したインスタレーションを披露するのも見どころ。

本展の関連イベントとして、柳宗悦やバーナード・リーチらも足を運んだ大分の小鹿田焼を紹介するフィルムの上映会や、本展監修者の森谷美保氏による講演会「暮らしのなかの民藝」、本展の監修で協力した濱田琢司氏らによるトークイベント「現代の民藝をどう捉えるか?」などもあわせて開催される(日時、参加方法など詳細は展覧会公式サイトを参照)。
また、館内のレストラン「ル・ジャルダン」では 本展会期中に限り、柳らとともに民藝運動に深く関わった陶芸家の濱田庄司の志を受け継ぐ、栃木県益子町の濱田窯で製作された器による「民藝展スペシャルコラボデザート」が提供される(1日10食限定)。

information

「民藝 MINGEI―美は暮らしのなかにある」
会期:2024年4月24日(水)~6月30日(日)
会場:世田谷美術館 1・2階展示室
開館時間:10:00-18:00(入場は17:30まで)
休館日:月曜(祝日の5月6日を除く)5月7日(火)
観覧料:一般 1,700円、65歳以上 1,400円、大高生 800円、中小学生 500円
※障害者は割引あり(観覧料 500円。小中高大専門学校生の障害者は無料。介助者・当該障害者1名につき1名は無料)
※未就学児は無料(予約不要)
※学生および65歳以上は入館時に自身の年齢等を証明できるものを提示すること
※サントリー美術館「サントリー美術館コレクション展 名品ときたま迷品」との相互割引あり(世田谷美術館窓口での当日券購入の際に半券を提示。他の割引との併用不可)
※きもの姿での来場で当日券から100円割引あり(世田谷美術館窓口、本展会期中のみ利用可能。他の割引との併用不可)

世田谷美術館「民藝 MINGEI―美は暮らしのなかにある」

主催:世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)、朝日新聞社、東映
後援:世田谷区、世田谷区教育委員会、J-WAVE
協賛:TOPPAN
特別協力:日本民藝館
協力:静岡市立芹沢銈介美術館、カトーレック
監修:森谷美保(美術史家)
監修協力:濱田琢司(関西学院大学文学部 教授)

展覧会公式サイト
https://mingei-kurashi.exhibit.jp/

世田谷美術館 公式サイト
https://www.setagayaartmuseum.or.jp/

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住所、氏名、年齢、コンフォルトの感想を明記の上、下記メールアドレスまで([@]→@に変えて)お申込みください(申込多数の場合は抽選)。
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応募締切:2024年5月15日(水)

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