MUJI HOTEL GINZA(東京・銀座)がオープンしたのは今年の4月4日、中国の深圳(しんせん)、北京に次いで、3つめのMUJI HOTELです。設計を担当したUDSがホテルの運営も行っていますが、1階から5階までは無印良品の店舗、地下はレストラン「MUJI Diner」、エスカレーターに乗っているうち自然に6階のホテルフロントに着くので、ビルまるごとが無印良品といったイメージ。
6階にはレストラン、バー、ギャラリーもあり、7〜10階が客室です。客室は9タイプ79室。宿泊費は14,900〜55,900円。
このホテルのフロント脇にあるサロンの最大の特徴は、書棚があり面白そうな本がおいてあることです。名著や稀書の数々が、バーなどの営業時間中は、棚の前の椅子で自由に読めます。
どんな本があるのか、見てみましょう。なんとなく、心がざわざわ、わくわくする本たちです。「えと、えと、どうしよう。とりあえずトイレ行ってから、落ち着いて、ゆっくり見ようか〜💦」(あくまで、個人の感想であり、一般的な意見とは異なります)となる本ばかりです。
それに、いくつかの客室にも書棚があるんです。一部、ご紹介します。
6階にはギャラリーもあります。現在、ギャラリー1では、家具コレクターの永井敬二さんのコレクションから『変える。エンツォ・マーリと“栗の木プロジェクト”』展を開催しています(7月21日[日]まで。10時〜21時。無料)。
ギャラリー2では6月28日(金)〜9月23日(月)、Archives: Bauhaus 展が開かれます。
銀座で楽しめる場所が増えたのは、嬉しいこと。銀座のホテルに籠もって本を読む、そんなバカンスも贅沢だなー。と、思っているだけになりませんように。 (編集部:豊永郁代)