この夏は、瀬戸内の旅へ!

7月5日に発売された最新号。巻頭では三分一博志さんをフィーチャーしています。
先日のTOTOギャラリー・間での展示をご覧になった方も多いかと思いますが、
そこでも展示されていた、香川県直島の「直島の家 またべえ」「直島ホール」を中心に、
これまでの作品についてや、7月11日にプレオープンしたばかりの「おりづるタワー」についても
たっぷり紹介しています(三分一さんによる「おりづるタワー」についての原稿も!)。

 

今回の取材ではじめて立ち会ったのが「ドローン撮影」でした。
三分一さんの2年半にわたるリサーチについて考えるためにも、
本村地区の扇状の土地の様子がわかる写真を絶対に載せたい! ということで、
カメラマンの小川重雄さんにお願いして撮影いただきました。
(そのカットは本誌p6〜7でご確認ください)

 

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この写真は、「直島ホール」を撮影しているところ。
頑張っているドローンの姿、わかりますか?
このときに撮影したカットが、今回の表紙にもなっています。

 

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「直島ホール」は一歩足を踏み入れたときの包まれる感覚がいまでも忘れられません。
空気の流れなど「動く素材」を読み解きながら、全体を巡っていると、
いつの間にか身体と空間が馴染んでいて、最終的には写真のかわいいモデルさんと一緒にボール遊びをしたり。
ここで上演される「直島女文楽」も、いつか拝見したくなりました。
「直島の家 またべえ」は非公開ですが、
同じく井戸水を使った屋根冷却を採用している集会所も「直島ホール」にあります。

 

7月18日からは、瀬戸内国際芸術祭の夏会期
(「直島の家 またべえ」がコースに含まれる見学ツアーも)
http://benesse-artsite.jp/naoshima-architectures-2016.html
7月23日からは、「風、水、太陽 三分一博志展」愛知巡回展
http://www2.aasa.ac.jp/faculty/toshi/sambuichi-aichi/
がはじまります。

 

「おりづるタワー」のプレオープンの様子はこの記事にも。
http://guide.travel.co.jp/article/19769/

 

オススメコースは、犬島精錬所→直島ホール→宮島弥山展望台→おりづるタワー。
今回の取材2泊3日でわたしたちが訪れた「三分一建築」でもあります。
余裕があれば、六甲枝垂れにも行きたかった!

 

この夏は、ぜひ「動く素材」を体感しに、
コンフォルトを片手に瀬戸内への旅に出かけてみてはいかがでしょう?

 

三分一さんについてもっと知りたい! という方は、4月に開催された講演会の動画も、ぜひ。

(編集部 渡辺未央)

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