長谷川萬治商店

皮付きも端材も。ダボのみで連結

DLTパネル

製品概要

製材を並べてダボによって接合するDLT(Dowel Laminated Timber)。端材や皮の残る丸身材など、一般的に建築材料として向かない木材も意匠材として活用できる。主な樹種はスギやヒノキなど、ダボは欧州産のブナ。接着剤や釘を使用しないため、再利用もしやすい。基本サイズは幅450㎜、長さ3000㎜で、カスタムでオーダーできる(価格は都度見積もり)。上写真手前は丸身・皮付きタイプ、奥はベベルエッジタイプ。そのほかプレーン、底目地のグルーブエッジタイプや吸音材を仕込んだタイプも。2020年4月発売。

「DLTHUT」(本誌p.32〜参照) 撮影/森田大貴

サステナブルな取組み

長谷川萬治商店は1922年に木材問屋として創業。木材の用途開発に取り組み、戦後は北米やヨーロッパから輸入、2×4工法の資材を販売するなど、木材の普及・活用に努める。現在は、国内外の針葉樹・広葉樹、高耐久処理木材などを扱う。DLTとの出会いは、サステナブルの視点でヨーロッパの林業や木材業界の視察をしたとき。ひとと自然にやさしい豊かな社会を築くことをめざして製造・販売を始める。地域材をはじめ、通常ははねられる木も使うことで、限られた資源を有効活用し、林業へも利益を還元する。

Information

長谷萬 開発本部商品開発部

tel 03-5809-8577 https//www.haseman.co.jp/

◉ショールーム

東京都江東区富岡2-11-6 ハセマンビル2階

8:30〜17:30 土日祝休

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